12月13日、出雲市にて開催された島根自治研修会のプログラムの一環として、ワークショップを担当させていただきました。
今回のテーマは、
「地方自治体におけるこれからの働き方を考える」。
地方自治体の現場は、社会情勢や制度改正の影響を受けやすい一方で、業務量が構造的に減りにくいという課題を抱えています。
そのような環境の中で、負担感や閉塞感を抱える声がある一方、同じ職場・同じ条件の中でも、いきいきと前向きに働いている人たちが確かに存在しています。
本ワークショップでは、
「その違いはどこから生まれるのか」
「働きがいは、何によって左右されるのか」
といった問いを軸に、グループワークと対話を重ねていきました。
参加者の皆さまは、ご自身の経験や日々の実感を持ち寄りながら、自治体職員としての働き方や価値観、そして自治研活動が持つ可能性について深く掘り下げてくださいました。
対話が進むにつれ、一人ひとりの視点が重なり合い、自治体の働き方や学びの場には、まだまだ大きな広がりがあることを全体で共有する時間となりました。
研修後の参加者アンケートでは、「大変良かった」83%、「良かった」12%と、ほぼすべての参加者の皆さまから高い評価をいただきました。
本ワークショップが、参加者一人ひとりに深い気づきと納得感をもたらし、高い満足感につながる研修となったことを示す結果と受け止めています。
参加者の皆さまにとって、日々の業務や自治研活動を見つめ直し、これからの働き方を前向きに考える一助となっていれば幸いです。
BeOneでは今後も、対話と体験を通じて、自治体で働く皆さまが自分らしく力を発揮できる組織づくりを支援してまいります。

